12月に読んだ本まとめ

2018/01/03
12月に読んだ本のまとめです。
お気に入りの本を再読したのと、
初読みの本がどれも面白かったのとで、
とても有意義な読書生活ができました。

12月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1925
ナイス数:77

営業零課接待班 (講談社文庫)営業零課接待班 (講談社文庫)感想
とにかく面白くて貪るように読んだ。「一度バツが付いた奴には、もうチャンスはないんすか」。この台詞が心に刺さって、野辺山から目が離せなくなった。レールを外れてしまった自分と重ねてしまったのかもしれない。野辺山は態度こそ乱暴だけど、間違いを犯した過去に苦しんでいる。でもそこで終わらずに、真っ当な営業マンになろうと決心して強気で攻めていく。過去に何があっても、自分が自分を見捨てちゃいけないんだ!と教えられた。もしかしたら、野辺山も井岡に諭されて、再起を誓ったのかもしれない。
読了日:12月30日 著者:安藤 祐介
自省録 (岩波文庫)自省録 (岩波文庫)感想
再読。マルクスは自分を諭すように書いていた。国を率いる立場で、色々と嫌なことやしんどいことがあっても、それを乗り越えようとした自己との対話記録になっている。今回は、人に寛容であるための考え方が心に響いた。行いの良くない人がいても、そういう人がそういう行為をするのは自然なもの!いちいち腹を立ててはいけない。人間は神に作られたと信じてしまえば、その人間の行いもある意味天災になる。そう考えると、他人の行動に目くじらを立てることも少なくなり楽になった。
読了日:12月29日 著者:マルクスアウレーリウス
第三の嘘 (ハヤカワepi文庫)第三の嘘 (ハヤカワepi文庫)感想
途中から何が本当なのかわからなくなってしまった。
クラウスだって、リュカと同じくらい兄弟のことを思っていたし、会いたかったんだよ…。でも気が狂ってしまった母親との何十年との生活が辛すぎて、何も知らずにいられるリュカが妬ましくて、憎んでしまったんだな…。一生かけて求めた兄弟に拒絶されたリュカの絶望感と、憔悴しきったようなクラウスの独白が胸に突き刺さる。やりきれない話。
読了日:12月29日 著者:アゴタ・クリストフ
「しゃべる」技術~仕事力が3倍あがる話し方の極意「しゃべる」技術~仕事力が3倍あがる話し方の極意感想
再読。商談や営業シーンでの話し方をメインにしている。
「アボヒナグマ」の流れに沿って説明できる論理的な話し方をできるようになりたいと思った。「ギフトラッピング法」は接客業で知らずして使っていたかも。感じの悪い人にも動じず丁寧に接していくと、相手の態度も軟化していくからやりがいがあったなぁ…。
読了日:12月28日 著者:麻生けんたろう
赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア: 自分を愛する力を取り戻す〔心理教育〕の本赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア: 自分を愛する力を取り戻す〔心理教育〕の本感想
再読。この本に書いてある知識を完全に自分のものにできたら、もう少し楽になれる気がする…。あと一回は読んで勉強しよう。
読了日:12月27日 著者:白川 美也子
ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)感想
『悪童日記』でおばあちゃんの家に残った双子の片割れの物語。悪童日記では超然的な印象だったけれど、この巻では子供との関わりで苦悩するなど、人間らしく感じた。それでも、マティアスがおつかいで孤児院に届け物をした際、
中に入らなかった理由を見抜いたリュカの鋭さは、どこか子供の時代の彼と重なった。
読了日:12月27日 著者:アゴタ クリストフ
悪童日記 (ハヤカワepi文庫)悪童日記 (ハヤカワepi文庫)感想
厚めの本だから時間がかかると思っていたけど、サクサク読めた。最初は双子の所業が人とは思えなくて怖かった。でも、ふたりも必死なんだよなぁ。必死で戦時下の環境に適応して、生き残ろうとしている。周りの人がどんどんいなくなって、死んでいく中で、双子は力を合わせて生きていく。そう思っていた矢先、突然離れ離れに。このラストが一番の衝撃だった。続編があるみたいなので読みたい。
読了日:12月03日 著者:アゴタ クリストフ

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