ありがとう、場面緘黙症。

元場面緘黙症の25歳。たまに過去を振り返りながら、現在の生活を綴っています。

2017.06.01.Thu

5月に読んだ本まとめ

読書メーター5月に読んだ本のまとめです。
また10冊読めましたー!
…といっても、埋め合わせするために終盤に既読の本を2冊ほど読み返したんですけどね。
ちょっと狡い手を使った気もしますが、
良い本は何度読んでも良い本です。読み返すきっかけになってよかった。

5月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2510
ナイス数:150

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ感想
再読。もっと豊かになりたい。そう願うのは悪いことではないと思う。でも、自分の幸せだけ見て行動したら、地球や他の人々にどんな影響を与えるかな?私はチョコレートが大好きだけど、生産の裏側では子供が過酷な労働を強いられている。安く買いたいと思う程、彼らは苦しめられる。だから多少高くても、正当な賃金を支払っている所や支援している所の商品を買う。お金の使い方を考えるようになったと思う。自分の払ったお金がどこに使われるのか?誰に届くのか?意識して買い物するようになった。
読了日:05月31日 著者:
老師と少年 (新潮文庫)老師と少年 (新潮文庫)感想
再読。「私は外に出られなかったのではない。外に私の入っていける場所がなかったのだ。」何年経っても、何回読んでもこの老師の言葉に共感できる。これは自分の変えられない部分なのだろうと思う。
読了日:05月31日 著者:南 直哉
十牛図入門―「新しい自分」への道 (幻冬舎新書)十牛図入門―「新しい自分」への道 (幻冬舎新書)感想
禅系の本を読むといつもそうなんだけど、わからないと思いながら読み、途中でわかった!と思い込む。けれど読み終えるとまた分からなくなっている。メモ:①表層心の相縛(自他対立)が深層心の種子を生む。その種子から、相縛が生まれる、というように因果が循環している。②仏教の根本は「縁起」。「AがあるからBがある」。③「自己究明」「生死解決」「他者救済」が人生の3大目的。④偽りの自分→新しい自分→真の自分、の順で発展していく。偽りの自分を疑う所から始まり、偽り・新しい自分を二重否定することで真の自分を得る。
読了日:05月31日 著者:横山 紘一
カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)感想
ゾシマ長老の説教が心に刺さるようだった。「おのれに嘘をつかぬことです。(中略)いかなる真実も見分けがつかなくなって、ひいては自分をも他人をも軽蔑するようになるのです。」ああ、今の私だ。嫌なものを嫌と言わず、周りを欺いていて評価を得ていた。みんな騙されやすいと心の中で笑っていたけれど、自分に嘘をついていたにすぎなかった。気付けば何も信じられなくなっていた。本ってすごいな。周りが言ってくれないことも指摘してくれる。
読了日:05月30日 著者:ドストエフスキー
ブッダは、なぜ子を捨てたか (集英社新書)ブッダは、なぜ子を捨てたか (集英社新書)感想
タイトルの『ブッダは、なぜ子を捨てたか』に対し、読了後に考え出した答えは、ブッダには子供が自分の欲の結果・また欲を生み出す存在に思えたからではないだろうか?というものだった。
読了日:05月30日 著者:山折 哲雄
私が語り伝えたかったこと私が語り伝えたかったこと感想
宗教に対する姿勢に共感できた。上手く言葉にできずにいたことを分かりやすく解説してくれていて流石だと思った。宗教とは神秘的な存在や出来事を通して世界と自分が関ること。しかしそこで宗教団体に所属してしまうと、圧力が生じて世俗と変わらなくなってしまう。特定の宗派にこだわらず、宗教性を深めることが重要との意見が、今の自分のやり方を肯定してくれているようで嬉しかった。また、最後のぺリクリーズの物語がとても好き。河合先生はやっぱり良いお話をたくさん知っている。
読了日:05月22日 著者:河合 隼雄
沈黙 (新潮文庫)沈黙 (新潮文庫)感想
厳しい弾圧による信者の殉死や、キチジローの裏切りにより精神的に打ちのめされていた時、ロドリゴはいつも「キリストならどうしたか?」「キリストでもユダに対して憎しみを抱いた」と、キリストに自分を重ねあわせていた。「私は沈黙していたのではない。一緒に苦しんでいたのに」と踏絵は言う。そうだ、心の中で常に共に在り、支えてくれていたのだ。奇跡が起こればもっと気楽に読めた小説かもしれない。でもそれではきっと単純すぎる。奇跡が起きず、ロドリゴがキリストからの愛・キリストへの愛を悟ったからこそ、この物語はすごいのだと思う。
読了日:05月22日 著者:遠藤 周作
パワハラ防止のための アンガーマネジメント入門: 怒り、イライラのコントロールで、職場は変わる! 成果が上がる!パワハラ防止のための アンガーマネジメント入門: 怒り、イライラのコントロールで、職場は変わる! 成果が上がる!感想
私は『怒りが持続する』タイプ。思い出し怒りで大切な時間を無駄にすることも多い。「こうなりたい理想像」という目標を持つと怒りは風化していくらしい。問題を重要か重要ではないか、さらにコントロールできるかできないかで仕分け、重要かつコントロールできることの解決に力を注ぐ方法も参考になった。
読了日:05月14日 著者:小林 浩志
自省録 (岩波文庫)自省録 (岩波文庫)感想
マルクス…なんて忍耐強くて、自分を律することのできる人だろうと思って読んでいた。でも解説で少し印象が変わった。内向的なマルクスが、皇帝として国を統治しなければならなくなった。そのしんどさは相当なものだっただろう。こうして思想を書き綴って、自分を戒めたり励ましたりしていたのかな。そう思うと、雲の上の偉人なのに少し親近感を覚えてしまう。述べられていることは理想論かもしれない、だけど読み続け、自分を律し続け、少しでも近づきたいと思った。
読了日:05月11日 著者:マルクスアウレーリウス
就職する前にしておきたい17のこと (だいわ文庫)就職する前にしておきたい17のこと (だいわ文庫)感想
その仕事を嫌々やっている人と、好きでやっている人、どちらに仕事を頼みたいか?という問いかけが説得力があった。確かにそれだったら好きでやっている人に頼みたい。しかし独善的な教師に酷い目に遭わされたことがあるので、「やりたい」熱意だけの人には嫌悪感もある。人生の運転席に乗るのは会社でも親でもなくて自分だけれでも、適性を考えたり能力を伸ばすためには周りの意見に耳を傾けることも大事だと思う。
読了日:05月03日 著者:本田 健

読書メーター


この中で久しぶりに衝撃を受けたのは、遠藤周作の『沈黙』です。
読んだ後にズーンと来て、色々考えてしまうんですよね。
簡単な本は読みやすけど、「あー面白かった」で終わってしまうことも多い。
分からない部分をたくさん残してくれる本の方が最近は好きです。

そして、愛読書となったのがマルクス・アウレーリウスの『自省録』です。
これは2000年近く前のローマ帝国の皇帝が書き留めた思想録のようなもの。
欲望や他人への憎悪に打ち克つよう、自分を戒める言葉が多く綴られています。
1度読み終えてからも繰り返し読み、
特に嫌なことがあった時は心で罵らないよう、
この本を読むことで思考を有意義に使おうとするようになりました。


6月もたくさん読むぞー!
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