ありがとう、場面緘黙症。

元場面緘黙症の25歳。たまに過去を振り返りながら、現在の生活を綴っています。

2016.05.12.Thu

あの頃の私じゃない

先日、少し引っ越しの手伝いをしてきました。

「力持ちかい?」

と聞かれ、
仕事で重たいものを持つことが多いのもあり、

「はい!」

と意気揚々と返事をして、手伝うことになったのです。

実際に荷物を一緒に運んでいると、
「あれっ?見かけより力持ちだねぇ~!」
と驚かれましたよ(笑)

引っ越しが終わるとお昼の時間を過ぎていて、
みんなでご飯を食べに行きました♪

役に立てて嬉しかったし、
みんなで作業したりご飯食べたりしたのも、楽しかったです。


前は人と一緒にいる時間に対して、
「上手くできなくて迷惑かけたら…」
「その間どんなことをどう話したらいいんだろう…!」
とすごく身構えていました。

でも、最近は気にせずふら~と行けるようになって。
「あ、どうしよう」と困る時もあるけど、
少し落ち着いて考えてみたり、「何とかなるさ」で乗り切ってます(笑)

緘黙だった頃は、
こうして周りと協力して作業することも、
一緒に食事したりすることも、
苦行でしかありませんでした。

何かしなきゃと思っていても、
動いて注目されたり、
間違えて迷惑をかけたり、それで謝れなかったら…と考えると、
とても怖くて動けませんでした。

そうして黙っている私に対して、
先生や他の生徒は呆れ顔で、

「やることは自分で探しなよ」

と言うのです。


もうあの頃の私じゃないんだ、と思えたんです。

自分の考えで動けて、
大変そうな人がいれば「手伝います」と入って行くことができて、
「ありがとう」と言ってもらえる。

大切なことができるようになったねと、自分で自分を褒めています(笑)

このように幸せな人間関係の中にいられるのは、
もちろん私一人の力ではできなかったことです。

失敗しても安心できる友達や、色々話を聞いてくれる母がいるから、
慣れないことでも勇気を出して挑戦できるようになりました。

そして、今回のように機会や役割を与えてくれ、
働きを認めてくれる人たちのおかげで、少しずつ自信を持てるようになりました。

ありがとうございます。



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