ありがとう、場面緘黙症。

元場面緘黙症の25歳。たまに過去を振り返りながら、現在の生活を綴っています。

2017.08.29.Tue

夏休みの宿題ができてないなら死ぬしかない!?

8月も終わりますね。
北海道はもう学校が始まっていますが、
本州は9月からが新学期のところが多いのでしょうか。

ヤフーニュースでは、
「9月1日は子どもの自殺が特別多い」
と話題に挙げていました。

今だから話せることですが、
私は中学1年生の夏休み最終日、自殺を計りました。

理由はなぜか?
宿題が終わらなかったからです。

宿題は各教科ごとに出されていて、
ほとんどの科目の宿題は最初の方で終わらせられていたんです。
ただ、社会の宿題が『新聞スクラップを毎日すること』でした。

その時期の私は、クラスでも部活でも孤立し、
かなり情緒不安定になっていました。
毎日のように泣いていたし、
自傷行為で腕も足もボロボロ、
家では自分で自分の頭を殴ったり壁にぶつけたり。

そんな精神的状況では、
社会問題に目を向け、他人を慮って、お利口さんな意見を述べる…
…とても出来ませんでした。

毎日やらなければいけない新聞スクラップは、
未記録の日が積み重なり、とうとう夏休み最終日。

「なんとかして今日で終わらせよう」
と思っても、頭も体もちっとも動きませんでした。

宿題をやり切るのはもう無理、でもできなかったら…?

『大人しい、無口、真面目、勉強はできる』

クラスメートの私に対するイメージに反する結果を出したら、
あの子たちはどんな反応をするだろう?
宿題をできなかったことなんてない、どう謝ったら許してもらえる?
そもそも喋れない自分はちゃんと説明して謝ることはできない。
宿題をできないなんてダメな人間…。
宿題をできなくて死ぬなんて、自分はとんだ落ちこぼれだ。

当時、姉が使わなくなった睡眠薬が台所に残っていました。
何食わぬ顔で自分の部屋へ持ち去り、全部飲み干しました。

飲んだ量が少なかったのでしょうね。
数時間後に一人で目覚め、
それから3~4日は吐き気に苦しんだだけでした。
誰にも気づかれず、私の自殺計画は破綻しました。


「夏休みの宿題くらいで死ぬのか、馬鹿じゃないの?
真面目にやらなかったんだから自業自得でしょ?」
と思う人もいるかもしれません。

でも、自分が経験したから分かるんですけど、
それで「死ななきゃいけない」と思うのは、
すごく追いつめられているってことなんですよね。

だから宿題をできなかった自分を恥じなくたっていい。
本当に真面目で、かんぺき主義だから、
「失敗を人前に晒すくらいなら死んだ方がいい!」
と思ってしまう。
思考・認知の歪みのせいだと思います。
鬱病になる人の、典型的な思考回路なんですよね。
この歪みを直すのが、
その人の「今」にとっては一番の課題ではないかと思います。

宿題なんかできなくたっていいんです。
怒られるし、ペナルティがあるかもしれないし、誰かに失望されるかもしれません。
それが嫌だから死にたいのかもしれません。

でも、誰かに失望されるのを恐れて生きているのなら、
そこに自由はありません。心が休まらないと思います。
自分を主体にしてこそ楽しい人生です。

「宿題ができていない、もう死ぬしかない!」
と思っている人…どうか命を捨てないでください。
色んなことがある人生です、たくさん失敗していいんです。
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2017.08.28.Mon

近況について

最近就活関係の記事を書いていなかったですね。

7月の終わりごろ、今の職場を9月末で辞めることを決めました。
店長や先輩にも伝えて、了承済みです。
習い事の先生にも引っ越しのためやめると説明し、
家を出る準備が整ってきています。
住む部屋についても不動産屋さんに問合せ中です。

私の職場は長いこと人手不足なのですが(募集しても応募がない!)、
新しい人が入ってくるのを待っていたら死ぬまでか、
お店がなくなるまで辞められないかもしれません。

「人がいないのに申し訳ないです」と言うと、
「その人の人生があるから…」と、
自分の人生も大事にするように気遣ってもらえたので、
優しい人たちと働いてきたんだなぁ…と改めて思いました。


習い事をやめることについては最後まで悩みました。
私は今でこそ印象良くみられるようになりましたが、
それは先生から習い事以外にも、
人との関わり方や礼儀作法など多くのことを学べたからだと思っています。
今まで出会ったなかで最も尊敬している人です。

「傍にいて色んなことをずっと学びたい」
「都会に出て広い世界で成長したい」

2つの気持ちで葛藤しているのが1~2年続いていました。

それでも、このアダルトチルドレン的な心理状態を完全に克服するためには、
家を出て、地元も離れたほうが良いと考え、やっと決心がつきました。

怖くないかと言ったらめちゃくちゃ怖いし不安です。
でも、もう逃げようとは思いません。

これ以上逃げたって状況は悪くなる一方だし、
何よりも、逃げたら掴み損ねる幸せがあると思うと…。
しんどい時もたくさんあるだろうけど、
素晴らしい出会いや経験が待っていると信じています。

そういうのにもわけがあって、
高校を卒業したばかりのころ、私は社会に出るのがとても怖かったんですよね。
習い事やアルバイトを始めた時は、
世間知らずっぷりを発揮し周りを困らせたり馴染めなかったりして、
確かに苦しい時期はありました。

そこでダメな所は直して、他人の良いと思った所は真似して・・・
そうして頑張っていると、
いつの間にかすごく良い人達に囲まれていて、
温かく見守られ、支えてもらっていました。

家の中に籠っていたら手に入らなかった宝物です。
だからもう一度、勇気を出したいと思ったのです。

2017.08.01.Tue

7月に読んだ本のまとめ

7月に読んだ本のまとめです。
諸事情によりあまり読めなかったのですが、
ドストエフスキーの名作カラマーゾフの兄弟を読破しました!

7月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1087
ナイス数:72

カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫)カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫)感想
上下中ぜんぶ読むのに3カ月かかった。解説を読むと、ドストエフスキー自身の親子関係が物語に反映されているのが所々でわかる。作っただけで愛してはくれなかった父親を、自分は愛さなくてはいけないのか?という問い。アリョーシャもまた語る…「子供のころ、親の元でつくられた素晴らしい思い出が、その人の人生の救いになる」と。これは暴君だった父への思いと、優しかった母親との思い出を胸に秘めて書いたのだろうなぁ。
読了日:07月31日 著者:ドストエフスキー
生きるとは、自分の物語をつくること (新潮文庫)生きるとは、自分の物語をつくること (新潮文庫)感想
罪悪感を重荷として苦しんでばかりだと意味がない。その荷物を礎とすることが大事。そうやって立ち直る人たちを見てきたから、河合さんはクライアントさんの回復力を信じ、尊敬して接することができていたのかもしれない。
日本のカルチャーは『原罪』ではなく『原悲』が根本となっている、という視点は今まで聞いたことがなく新鮮だった。
読了日:07月11日 著者:小川 洋子,河合 隼雄
禅と掃除  清々しく暮らす禅と掃除 清々しく暮らす感想
『一掃除二信心』…最初にやるべきは掃除であり、信心は掃除が済んでからのこと、という言葉が心に響いた。最近般若心経を毎日読んでいるが、部屋は汚い。反省した。所作(形)を整えて、初めて心も整う。そんな禅の精神を取り入れた日常生活をできるようになりたい。
読了日:07月05日 著者:枡野俊明,沖幸子

読書メーター


時間をかけて長編を読み終えた後、
達成感に満ち溢れています。
でも、同時に寂しくなってしまいますね。
外出先も寝る前も一緒だった本とのお別れ。
次は何を読んだらいいの~?と悩みます。

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